離乳食中期の進め方
2023年4月26日
離乳食の2回食に慣れ、1日2食が定着すると、母乳やミルクだけでなく食事からも栄養を補給する目的もある離乳食中期。
どれくらいから中期なのかなど紹介していきます。
離乳食中期に入る目安
- スプーンを口に入れると口を閉じて飲み込める
- 1回の離乳食で10さじほど食べることが出来る
- 舌を上下に動かし、少し形のあるものも上顎で潰して食べることが出来る
- 上手に座ることが出来る
- 乳歯が生え始める
月齢が7〜8ヶ月が目安と言われていますが、個人差があるため上記のような目安で進めていきましょう。すべて当てはまっていなくても、離乳食が2ヶ月ほど経過し、食べ物を飲み込むことに慣れてきたら離乳食中期といっていいでしょう。
スケジュール例
7:00 | 授乳 |
10:00 | 授乳+離乳食 |
14:00 | 授乳 |
18:00 | 授乳+離乳食 |
22:00 | 授乳 |
初期と同様、初めての食材は体調が悪くなっても言いよう平日の午前中に。1日1種類から始めていきます。
2食目は少量から始め、徐々に増やしていき1食目と同じ量にしていきます。
食材の硬さは?
離乳食の中期は前半から後半にかけて徐々に水分を減らしていきます。
おかゆは10倍がゆから7倍がゆにしていきましょう。
前半は水分が少なめのマッシュ状や柔らかく煮て刻んだ野菜から後半はフォークで粗く潰した野菜、粗目に潰した白身魚など大きさや形が不揃いなものも増やしていきましょう。
野菜は大きい状態で煮てから細かくすると柔らかくなりやすいですし栄養も逃げないですよ。(私は知らずにきざんでから煮ていてどれだけ煮ても舌で潰せる硬さにならないなんてことがありました。)
食材の量は?
離乳食中期に入りどれくらいの量をあげればいいのかわからないですよね。
あげる量の目安を紹介します。
【穀類】
- おかゆ 50〜80g (大さじ3〜5)
- 食パン 10〜15g (8枚切り1/3〜1/4)
- うどん 10g(乾)30g(湯で) (1/5束)
【野菜・くだもの】
- 人参 20g (1/8本)
- トマト 20g (1/4個(皮と種は除く))
- キャベツ 20g (小さめの葉2枚)
- ほうれん草 20g (葉4〜5枚)
【タンパク質など】
- 魚 10〜15g (1〜2きれ)
- 肉 10〜15g (ささみ1/4〜1/3本)
- 豆腐 30〜40g(1/10〜1/7丁)
- 卵 20g (卵黄1〜全卵1/3個)
- 乳製品 50〜70g
まとめ
離乳食中期はまだ味付けは必要なく、素材そのままの味を楽しんでもらいましょう。
旬なものを積極的に取り入れていくといいですね。
なかなか食べてくれないときには薄めに味をつけてあげると食べたい気持ちになってくれるかもしれません。