保育園を見分けるポイント
子育てに奮闘しながら仕事を始めるとなれば保育園に預けなければいけませんよね。
保育園は数多くあり、大切なお子さんを預けるなら納得いく園に決めたいですよね。
預けてみないと分からない点もあるかと思いますが、園見学で見ておいたほうがいいポイントをまとめていきます。
園長先生の人柄
園長先生と職員の関係が悪い園はコミュニケーションがとれておらず、子どもを安心して預けるのは不安ですよね。
園長先生の考え方と主任の考え方が違うと、保育の内容がコロコロ変わっていたり、職員達も混乱していたりします。
巻き込まれるのは子どもたちですのでそういった園は避けたいですね。
見学の時には、先生たちと話す時間をしっかりと作っていきましょう。
- 保護者の質問や疑問に丁寧に答えてくれるか
- 受け答えを面倒がったり適当ではないか
- 「子どもはこうあるべき!」など一方的な意見を押し付けてこないか
こういったところをチェックしていきましょう。
園長先生の人柄を見ていきたいですね。
職員の表情
子ども達と一番過ごすのは先生達。
- 疲れた表情をしている
- イライラして見える
- 子どもに対して冷たい
- 挨拶がない
- 子どもへの受け答えが雑
上記のような場面が見られると不安ですよね。
子どもにとって保育園は楽しい場所であってほしいですし、先生が暗い表情やイライラしてるのは子どもたちは敏感に感じ取ってしまいます。
園見学でそんな表情が見られたら要注意です。
実際私が園見学に行った際も、1才児クラスでおやつ前に手遊びをしている場面で先生がつまらなさそうに手遊びをしている、明らかに身体の向きが園児1人見えていないといった場面が見られて候補から外しました。
園見学で見に来ているのにそのような感じだと普段の保育はもっとひどいんじゃないかと思ってしまいますね。
実際の保育を見てみたい場合は、よく散歩に行く公園を聞いておいて後日時間を合わせて公園に遊びに行ってみましょう!
実際の保育の様子が見られますよ(^^)
子どもたちの様子
子どもたちは正直です。
「こんにちは」と元気に挨拶してくれたり、「何しに来たの?」など笑顔で話しかけてきてくれるか?
職員の顔色を伺ったり、常に泣いている子がいたりすると子どもたちが安心して過ごせていない可能性があるので注意が必要ですね。
保育室の様子
子どもたちが1日過ごす保育園ですので、環境はとても大切ですよね。
見るべきポイントはたくさんあります。
【園内】
- おたよりや掲示物が剥がれている
- 壁面が時期にあっていない
- 廊下が砂だらけ
【教室内】
- おもちゃの整理整頓が出来ていない
- 絵本が破れたまま
- ゴミ箱が紙くずでいっぱい
- 制作物が剥がれている
【トイレ】
- トイレのスリッパがバラバラ
- ゴミ箱がおむつで溢れている
などのポイントがあります。
衛生面がしっかりしていないと感染症にもかかりやすくなりますし、しっかりと見ておきたいですね。
ちなみに先程私が候補から外したという園もトイレを見るとスリッパがバラバラでやっぱりな、と思ってしまいました。
また、絵本が破れたままという園は注意です!
絵本は毎日読み聞かせていたり、子どもたちが読んでいたりするものです。
その絵本やおもちゃに手入れが行き届いていないのは、他の業務に手一杯で余裕がないということを示しています。
壊れたおもちゃや絵本をそのままにしているのは子どもにとっても良くないです。
保育士の入れ替わりが激しい
保育園の求人もチェックしてみてください。
常に求人していると常に人手不足でギリギリ。職員の入れ替わりが激しい。定着率が悪くいい人材がいない。といったことがわかります。
職員の入れ替わりが激しいのは、園長先生や職員に問題があるなどの原因が考えられます。
先生たちの労働環境が悪いと先生たちの余裕が無くなり子どもたちにも負担がかかりますよね。
狭い空間に子どもが溢れている
異年齢保育などもありますが、基本的に年齢ごとに別れて保育を行いますよね。
職員の数が足りていなかったり何らかの理由で合同で過ごすこともあります。
子どもの人数と職員の人数が合っていない。赤ちゃんがいる部屋で大きい子が騒いでいるなど見られたらトラブルの原因にもなります。
部屋の広さも子どもたちがのびのび遊べているか注目しておきたいですね。
まとめ
すべてチェックすることは難しいかもしれませんし、他にチェックするポイントもあるかと思います。
疑問点などは先生方に沢山質問してくださいね。
保育園はモンテッソーリ教育、フレーベル教育など様々な教育論や仏教やキリスト教などの宗教の園もあったり様々な特色があります。
ママもパパもみんなが納得できる保育園が見つかるといいですね。